夏の犬鳴山(中井) |
ご無沙汰しております、中井です。 お盆休みの最後の日曜日に、司法書士の山好き仲間といっしょに犬鳴山へ行ってきました。 本当は、毎夏登山する大峰山の稲村ケ岳に行く予定だったのですが、台風の影響で天川村付近は警戒区域に指定されており、災害に巻き込まれても厄介だなあということで、急遽行先を変更した、ルート地図も準備していないぶっつけ本番山歩きでした。 犬鳴山にしたのは、大峰山のように標高が高くて涼しい山は大阪からの日帰り範囲で見つけるのは難しいと思い、低山でも渓流沿いで木陰の濃いコースであれば熱中症にはならないであろうという理由です。 この思惑がドンピシャ、大当たりでとても快適な山歩きになりました。
泉佐野駅からバスに乗車して犬鳴山バス停下車、温泉旅館が並ぶ道を進んでしばらく行くと七宝瀧寺の鳥居がお出迎え、そのまま山伏も通る修験道の霊場へ渓流沿いを歩いて「行者の滝」へ到着。 この「行者の滝」は滝に打たれる体験もできるそうです。女人禁制の大峰山と違って、犬鳴山は女性も体験できるとのこと、来年はぜひ体験したいものだと思いました。 「行者の滝」でお経?呪文?を唱えながら石の穴くぐりを3回して願掛けした後、次の目的地五本松の食堂へ山道を登り、ランチにありつきました。この五本松の食堂は、冬場は猪肉のうどんやカレーを食べることができます。また、食堂は2階にあるのですが、1階は農産物やおみやげ物を販売していて、木なり完熟のいちぢくや巨砲、トマトやナスなどのとれたて野菜や果物が並んでいました。 五本松のランチの後、和泉葛城山のピークまでなだらかな自動車道を往復し、再び五本松食堂を経由して来た道を下って、お目当ての温泉へ直行しました。 犬鳴温泉センターで入浴したのですが、とろりとしたお湯で美肌効果もあるとか。久しぶりの山歩きで疲れた身体を癒すことができました。 1時間に1本の泉佐野行きバスに揺られて約40分、ちょうどお腹の虫が鳴きだしたので、泉佐野駅前の居酒屋で打ち上げし、夏山の秋へ移ろう季節を仲間と共有できた幸せを堪能しました。 夏山の足慣らしはできたので、次は北アルプスへ下界よりも一足早い秋の先取りに行きたいものです。
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2019/08/22
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