台風の気圧の単位について考える⁈ |
司法書士小林です。
今年も台風の季節がやってきました。 先日の台風も「いままで経験したことのない雨と風」で被害を受けた地域もありました。 被害を受けた方々には謹んでお見舞い申し上げます。
さて、私が学生だった頃は、テレビの天気予報の台風情報とういと、 「中心気圧は○○ミリバール」というふうにミリバールという単位が使われていました。
でも最近は、ヘ7クトパスカルという単位が使われています。初めて聞いたときはなんか変な名前だなーと思った記憶があります。 気になったので調べてみると、1992年12月にミリバール(mbar)からヘクトパスカル(hPa)に変更されています。 これは、国際的に使用する各種の単位を揃えようと国際度量衡総会が1954年に「国際単位系」を制定したのですが、日本の気象業界では慣習的にミリバールをつかっていたものを国際単位にそろえたからです。ミリバールは1945年から使用されており、その前はミリ水銀柱(mmHg)が」単位と使われていました。中学校か高校の理科で使用した覚えがありますね。 ちなみに「メートル(m)」や「グラム(g)」も国際単位系で、これらの単位は日本が慣れ親しんできた尺貫法(尺、貫)に代わり、1958年から使用されています。
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2022/09/21
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